インプラント治療

IMPLANT

インプラント治療

インプラント治療について

歯を失ってしまった場合に行なう治療です

虫歯や歯周病などによって歯を失った場合、入れ歯やブリッジなどが代わりの人工歯として検討されます。そうした選択肢のひとつが、インプラント治療です。インプラントは自費診療のため費用はかかるものの、人工歯根と顎骨を結合させるという特殊な治療方法によってしっかり噛むことができ、見た目も自然に仕上がります。周りの歯にも負担をかけません。

こんな場合はご相談ください

  • 歯を失ってしまった
  • 審美性にこだわりたい
  • 入れ歯が合わない
  • 入れ歯に抵抗がある

当院のインプラント

歯科用CTを使用した正確な診断

歯科用CTを使用した正確な診断

お口の中を立体的な画像で再現できる歯科用CTにより、骨の状態や神経、血管の位置を把握できます。手術によるリスクを回避でき、インプラントを埋入する位置なども決められます。

信頼性の高いインプラントメーカー

信頼性の高いインプラントメーカー

デジタルに特化した信頼性の高いシステムである、DIOインプラントを採用しています。日本などの医療先進国を含む多くの国で展開されています。

インプラントガイド使用で安全性の高い治療

インプラントガイド使用で安全性の高い治療

シミュレーションをもとに作製したインプラントガイドを使い、正確な治療が可能になります。大切な組織を傷つけず、安全にインプラントを埋入できます。

口腔内スキャナーを使用して上部構造を作成

口腔内スキャナーを使用して上部構造を作成

時間をかけず精密な歯型を採取できる、デジタルの口腔内スキャナーです。歯型のデータを用いて上部構造(人工歯)を作製し、正しく噛み合うように調整できます。

出血をともなわないフラップレス手術

出血をともなわないフラップレス手術

通常の手術ではメスによって歯肉を切開しますが、当院では切開をしないフラップレス手術を行なっています。出血を抑えられ、恐怖心が強い方も安心して手術を受けられます。

安心の10年保証制度

安心の10年保証制度

治療後もインプラントを安心してお使いいただけるように、最長10年間の保証制度をご用意しています。期間内に問題が起きた場合は、保証の範囲内で対応します。

ほかの治療との違い

入れ歯

入れ歯

ブリッジ

ブリッジ

インプラント治療

インプラント治療
特徴 保険診療の部分入れ歯は金属のクラスプが目立つ 保険診療の場合は金属を使うため目立つ 天然歯の色調になじみ自然に見える
ほかの歯への影響 クラスプをかける歯に負担がかかる 支えとなる歯を大きく削る 影響を与えない
費用 保険診療も可能であり費用を抑えられる 保険診療も可能であり費用を抑えられる 自費診療のため費用がかかる

骨が足りないと言われた方へ

骨が足りないと言われた方へ

骨の量や高さが原因で治療を断られてしまった場合もご相談ください

歯周病によって歯を失うと骨が吸収されており、骨の量や高さが足りなくなっている場合があります。そのままではインプラントを埋入しても安定しないため、歯科医院によっては治療ができないケースがあります。当院では骨を増やすための骨造成や骨移植といった治療を検討できます。他院で治療を断られた方も、ぜひご相談ください。

治療方法

  • ソケットリフト

    上顎の骨から上顎洞が近いものの、ある程度骨が残っている場合に適用されます。インプラントを埋入するところに穴を開け、シュナイダー膜を持ち上げて骨補填材などを入れます。

  • サイナスリフト

    骨がとても薄い状態で、上顎洞との間隔が狭いときに適用されます。上顎の側面から穴を開け、シュナイダー膜を慎重に持ち上げて骨補填材などを入れます。

  • GBR(骨組織誘導再生法)

    骨が足りない部分に骨補填材などを入れ、メンブレンという人工膜で覆います。これで、先に歯肉が埋めてしまうのを防ぎます。足りなかった部分に骨が再生してきます。

  • CTG(結合組織移植術)

    歯肉が痩せてしまっているケースに対して、口蓋などから結合組織だけを採取して移植し歯肉を安定させる治療です。下がった歯肉が戻り、機能性と審美性が回復します。

多くの歯を失った方へ

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

片顎に歯がほとんど残っていない症例では、すべてインプラントにしようとすると体への負担が大きく、費用も高くなります。インプラントオーバーデンチャーは、入れ歯を2本または4本のインプラントで固定するという治療方法です。インプラントの本数が少ないので費用や負担が軽減され、しっかり固定できます。入れ歯の内側に磁石を埋め込むなどして、取り外しも可能になります。

入れ歯

入れ歯

一人ひとりに合う快適な入れ歯を

いまお使いの入れ歯が合っていないと感じていませんか?話しているときに入れ歯が落ちる、食べ物を噛みにくい、痛みを感じるなどの症状がありましたら、不具合があるかもしれません。当院では患者さまのお口を検査したうえで、その人に合った精密な入れ歯を作製しています。入れ歯を作り直すことで、日々を快適に過ごせます。

こんな場合はご相談ください

  • 入れ歯を装着すると痛い
  • 入れ歯が合わない
  • 食べ物の温度を感じることができない
  • 入れ歯がすぐに外れてしまう

一人ひとりのご要望に合わせた入れ歯をご提案します

はじめに患者さまのお悩みについて詳しくお聞きし、ヒアリングや検査をしたうえで治療方法をご提案します。治療内容の特徴だけでなく、メリットとデメリットの両方をお伝えし、患者さまのご希望に合った方法を選択できるようにします。お使いの入れ歯に不安や不満がありましたら、どうぞご相談ください。

入れ歯の種類

レジン床義歯

レジン床義歯

保険診療で作製する、一般的な入れ歯です。レジンが素材となるため床が厚めになり、装着時に違和感を覚えます。また、食べ物の温度を感じにくくなります。

金属床義歯

金属床義歯

床の部分を金属で加工した自費診療の入れ歯です。強度が高いので床を薄く作ることができ、装着時の違和感が少ないうえに食べ物の温度を感じられます。

  • コバルトクロム

    金属床義歯としては歴史ある素材です。軽いうえに強度がとても高く、長く使うことができます。装着しても違和感をあまり覚えず、温度もしっかり伝わります。

  • チタン

    生体親和性が高い素材で、金属でありながらアレルギーの心配がほとんどありません。強度が高いうえに汚れにくく、温度もしっかり伝わるので食事をおいしく楽しめます。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

保険診療の部分入れ歯はクラスプという金具を使い固定しますが、ノンクラスプデンチャーは軽くて柔軟な床で固定します。金具がないので目立たず、金属アレルギーの心配もありません。

入れ歯のメンテナンスについて

入れ歯のメンテナンスについて

入れ歯を長く使用するために

歯肉は加齢とともに衰えます。そのため、定期的に入れ歯のメンテナンスを受けなければ歯肉とのズレが生じて、お口の機能を低下させてしまいます。柔らかいものばかり食べるような食習慣も、歯肉や顎骨が痩せる原因になります。入れ歯をお使いの方は、定期的に検診を受けて入れ歯を調整するようにしましょう。

リスク・副作用

インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • 高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • 手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
  • 手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
  • 手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
  • インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
  • 毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

歯科用CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用

  • コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
  • 治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
  • 人体に影響しない程度の、ごくわずかな被ばくがあります。
  • ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。

ガイドシステム/ガイデッドサージェリーによる治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • サージカルテンプレート(手術用テンプレート)を作製することで、インプラントの埋入位置・方向・角度・深さの精度と正確性を向上させられます。
  • 低侵襲での治療が可能ですが、術後に腫れや痛みが現れることがあります。

3D口腔内スキャナー(iTero)を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器です。光学的に口腔内の印象を採得し、ディスプレイに表示して診療や患者さまへのご説明に使用したり、採得した3Dデータに基づき、マウスピース型矯正装置(インビザライン)や補綴物などの設計・製造に使用します。
  • 口腔内スキャナーを使用して行なう治療で、マウスピース型矯正装置を用いた治療やセラミックの補綴物の作製などは、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。

骨造成にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 外科手術が必要となります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • 治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
  • 歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
  • 口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
  • 日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
  • サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
  • 体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
  • 骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。

インプラントオーバーデンチャーにともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • インプラントの埋入に関するリスク・副作用については、上記「インプラント埋入治療にともなう一般的なリスク・副作用」をご確認ください。
  • 毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
  • 入れ歯使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
  • 入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
  • 使用方法などにより、破損することがあります。

入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • 内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
  • 事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
  • 入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
  • 咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
  • 金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
  • 使用方法などにより、破損することがあります。
  • 定期的な検診・メンテナンスが必要です。